K-codeチーム

ご挨拶/メンバー紹介

ご挨拶
Greetings

タハ・シヌーシ・イマーン
[K-code開発者]

日本の漢字は、中国から渡ってきた後、数百年も変化を続けてきているので、成り立ちの面白いストーリーがあります。母語に漢字がない学習者にとっても、その歴史を知るのは興味深いことでしょう。日本の漢字の大きな魅力は、その変化の物語や形のバリエーションの多さだけでなく、最終的に出来上がった形に決まったパターンが見られることだと思います。しかし、山ほどの形がある漢字の勉強は、覚えるのが下手な自分にとって、最初は地獄だと思っていました。数多くの漢字を刻苦勉強してきてから、ようやく線(点画)や形のパターンが見えてきました。字形の構造を単純化すると、線は6種類、スタイルオプションは2種類しかなく、線と線との結合方法も4つだけです。このパターンを活用して、漢字の初心者用の不可欠なガイドラインとして示したものが、Kコードの学習法です。非漢字系学習者や支援する方々が、字形の差異の認識、点画の区別、書き方の学習を進める際に、Kコードを有効に活用していただければ幸いです。

メンバー紹介
Members Introduction

小林 孝郎
[開発支援者]
中村 かおり
[開発支援・実践者・管理人]
伊藤 江美
[開発支援・実践者]
向井 留実子
[実践者]
高野 志野
[実践者]

本研究はJSPS科研費 23K00613の助成を受けたものです。