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FAQ

K-code学習法の導入について
Introduction of the K-code learning method

K-code学習法の教材は、どのようなものがありますか? 出版されていますか?

このサイトにダウンロードして使える教材があります。まだ出版されていません。

K-code学習法は、どんな学習者に適していますか?

K-codeは点画の識別などを支援するツールなので、カタカナや漢字をこれから学習する学習者、あるいは学習し始めたばかりの学習者に適しています。既に漢字を学習していて、点画が十分識別できる学習者には適していません。  

K-codeはいつ使えばいいでしょうか?

K-codeを導入する前に、学習者がすでにいくつかの日本語の言葉を知っていることが望ましいです。知らない言葉を書くことにはあまり意味が感じられません。日本語学習入門期であれば、学習者の名前や出身地域の名前、好きな食べ物など、カタカナで書くことに意義を感じるものを選んで、それを書くためにK-codeを使うといいでしょう。

K-codeの導入には、どのくらいの時間がかかりますか?

私達はK-codeの導入時間を短くしてきました。最初は90分2コマを導入に使っていました。

クラスの規模にもよりますが、今は、約10分の動画と約20分の確認を導入として行い、その次の回でも復習しながら進めています。

生活者が自分の名前や住所を書くというニーズがある場合は、それらの文字のK-codeを示したお手本を使って支援することもできます。

どんな形で授業を進めればいいでしょうか?

すでにカタカナを覚えている学習者でも、K-codeを使って似ている字体(例えば、「ン・ソ」「ク・ワ」「ナ・メ」など)の確認をすると、正しく認識し、書き分けられるようになります。漢字から入る場合は、短時間で導入する場合と、時間をかけられる場合に分けて説明します。

【カタカナにK-codeを導入する場合(目安:50〜60分)】 教材の導入動画とカタカナ教材を使用

①日本語には3種類の文字(ひらがな・カタカナ・漢字)があることを伝え、そのうちカタカナは音を表し、外国の人や場所の名前を書くときに使われることを説明します。それから、知っている言葉(学習者の名前や出身地域の名前でもよい)を挙げてもらい、カタカナで書くことを提案します。

②時間がある場合は、カタカナの50音図を使って、日本語の音韻体系(母音a, i, u, e, oと、子音k, s, t, n, h, m, y, r・・・の組み合わせ)となっていることを示しておくと、自学自習につながります。

③書きたい言葉(教師が書かせたい言葉)を選び、板書やカードなどで示します。例えば「セイン」「ルーマニア」などの文字を書きます。それをもとに、日本語の音で発音し、「セイン」が「セ・イ・ン」と読まれることを確認します。

④音に慣れてきたら、書いてみましょう。カタカナや漢字は複雑に見えるけれども、基本的な線は6本しかないこと

と、線を説明するときに、それと似ているアルファベットで呼ぶ(このシステムをK-codeと呼ぶ)ことを伝えます。必要に応じて、導入動画を使用してください。

⑤書き順を意識させながら、「セ」は横線の「―」を書いた後、はねることを伝え、板書します。その際に、横線は「H」、はねるときは「w」と呼ぶことも伝えます。2画目は「L」と呼び、カーブすることを伝えます。そして、空書き(空中に手を使って大きく書くこと)を一緒にやります。全ての文字を同様にやってみたあと、紙に書いてみましょう。

【短時間で漢字にK-codeを導入する場合(目安:30分)】 教材の導入動画と学習者向けワークシートを使用

①漢字は複雑に見えますが、カタカナと漢字の線は基本的に6種類であることと、線を説明するときに、それと似ているアルファベットで呼ぶ(K-code)ことを伝えます。

②導入動画を見せます。練習の部分で止め、ワークシートに書くよう支持します。学習者が自力でできそうならば見守って、書いた後に確認をします。支援が必要ならば、一緒にゆっくり書かせます。

③学習者が学びたい漢字(教師が示したい漢字)を板書して示します。読み方や意味を確認してから、書き方を示し、練習します。紙に書く前に空書きをさせて、正しいかどうか確認してから書かせるといいでしょう。もし、線の方向や書き順が違っていたら、K-codeを見せて言ってから、もう一度空書きをさせます。

【時間をかけてK-codeを導入する場合(目安:50〜60分)】 教材の導入動画と学習者向け練習用教材を使用

①漢字は複雑に見えますが、カタカナと漢字の線は基本的に6種類であることと、線を説明するときに、それと似ているアルファベットで呼ぶ(K-code)ことを伝えます。

②導入動画を見せます。練習用教材を使って、「H」、「I」から順に練習します。

③あとは短時間で漢字から導入する場合と同様です。

K-codeを覚えるコツはありますか?

早く覚えたい人は、K- codeを言いながら空書きをすると覚えやすいかもしれません。

K-codeの色は、何か意味がありますか?

特に意味はありませんが、色によって印象に残りやすい効果があると思います。

また、日本語の支援が必要な子どもに漢字を教える時に、アルファベットではなく色で呼ぶこともできます。

カタカナ検索ツールについて
About the tool to search for katakana

カタカナ検索ツールはどんなときに使えますか?

学習者の書きたい名前や出身地、食べ物の名前など、なんにでも使えます。例えば、“Mahathir”(マハティール)、“Brussels”(ブリュッセル)、“Weißwurst”(ヴァイスヴルスト)、“Disneyland”(ディズニーランド)などがカタカナで示されます。

英語以外の言葉も検索できますか?

はい、基本的にどの言語でも「English」で検索できます。英語のアルファベット以外の文字や記号が含まれる場合や、英語でうまく出ない場合は言語選択を試してください。

カタカナ検索ツールを使ったら、カタカナではなく、翻訳された日本語になってしまいます。(English:White → シロ、spring → ハル、Melayu: nasi goreng → 炒飯)

(Englishの場合)人の名前として、“Mr. White”や“Ms. White”のように敬称をつける方法や、 “Spring White” のように姓と名を続けて表記する方法があります。そうすれば、「ホワイトサン(サンはMr.やMs.を表す)」「スプリング・ホワイト」と示されます。 (English以外の場合)別の言語(例えばEnglish)を選択して試してみると、カタカナになることがあります。マレー語の“nasi goreng”は、Englishにすると「ナシゴレン」と出ます。

カタカナ検索ツールの「書き順アニメーション(animation of the stroke order)はどのように使いますか?

ここから別のサイト(かきかたプリントメーカー)に飛びます(許可をもらっています)。オレンジ色の「再生」ボタンを押すと、アニメーションが始まります。この動画と一緒に空書きしたり紙に書いたりして練習してみるといいでしょう。

「エラーが発生しています。An error has occurred.」と表示されました。どうすれば良いですか?

「音声データが見つかりません。Audio data not found.」と表示されました。どうすれば良いですか?

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K-codeに関するお問い合わせは、以下のアドレスにお願いします(管理人:中村かおり)

メールアドレス : kanjicode64@gmail.com